闘病記

【潰瘍性大腸炎:闘病記5】白血球除去療法を試したよ

潰瘍性大腸炎の白血球除去療法

ササキノです。

この記事では「私が実際に白血球除去療法という異常な白血球を取り除く治療を受けた闘病記」を書いております。

前回の記事はこちら
【潰瘍性大腸炎:闘病記4】プレドニンを試した!副作用に気をつけろ

やっぱりアサコール治療だけだと再熱してしまった

前回プレドニン(ステロイド)治療で症状が改善されました。

よって、プレドニンをいったんやめてアサコールを飲んでいくことで再熱をコントロールすることに専念していました。

しかしアサコールだと再熱を予防できずに炎症が発生してしまい、下血がまた出始めてしまいました。

よって先生と相談し、次の治療を試してみることに。

白血球除去療法を解説

闘病生活3年目の6月、血球成分除療法を試すこととなりました。

白血球除去療法(LCAP)とは、血液中の活性化した白血球(悪さをする白血球)を取り除き、炎症をすみやかに鎮める治療法です。血液を一旦体外に取り出し、フィルターに通して活性化した白血球を取り除いた後、再び体内に戻します。潰瘍性大腸炎や関節リウマチの治療に用いられています。

引用:
http://www.asahi-kasei.co.jp/medical/personal/cure/cure_01.html

要するに、血液を取り出し機械で異常な白血球を取り除いて血液をきれいにしてから、また体内に戻す、という治療になります。

★潰瘍性大腸炎の症状のおさらい
潰瘍性大腸炎の原因と考えられている1つに免疫システム(白血球など)の異常があります。

免疫とは本来ウイルスや細菌といった、人間の害になるものが体の中に入ると駆除しようとする体の中の仕組みです。

このように免疫は外敵だけを攻撃!!となっていて、自分の体は敵と認識しないようになっています。

しかし、潰瘍性大腸炎では自分までも敵と認識してしまい、攻撃してしまうのです。これが大腸の炎症につながり、腹痛や下血につながっています。

そのため潰瘍性大腸炎の治療では免疫を制御(抑制)することを目的として治療していきます。

今回の白血球除去法の治療では、異常に活性化した白血球を取り除くことで炎症を抑えることを目的とします。

治療は一度に約2時間かかります。長いですね。

回数は週に1回実施し、合計10回行うことができます。
私の場合は、10回すべて行い、2カ月半実施しました。

実際の治療体験談を書いていく

両腕に結構大きめな針を2本刺されます。

この針は人生の中で一番太かったです。太さが1.5mmの針でした。
(通常は0.7mm前後だそう)

1.5mmと聞くと小さくない?と思うかもしれませんが、実際に定規で測ってみてください。いかに針が太いのかが分かるかと思います。

それを片腕ずつ刺されたあとベッドに横になり、あとは終わるまで待機します。

血液が取り出され戻ってくる感覚はよくわかりませんでしたが、実際に針につながっているチューブを見ると血液が出ていっているのでちょっと怖かったです。そんな状態が2時間も続きますからね。

待っている間、たまに機械から警報音が鳴るんです。

これは血液の循環が悪くなると起きるそうで、30分に一度くらい音が鳴りました。
これもこれで不安になりました。

そんなこんなで2時間が経ったら針を抜いて治療は完了。

採血されるわけではないのでふらふらすることはありませんでした。

こんな治療があと9回も続くと思うと、ちょっと鬱でしたね。

私の症状はどのように改善されたか

結論から言うとササキノの場合、改善されませんでした。

10回実施のうち5,6回の時は身体の調子が良くなってきた感覚があったのですが、8回目以降からはよくなった実感がなく、相変わらず下血がでるような状態が続きました。

よってこの治療法は終わりとし、別の治療法を探ることに。

ただ、ネットで他に同じように試した患者さんの意見を読むと結構効果があるようです。

薬物治療を行うことのできない方にも有用であり、活動期の炎症をすみやかに鎮めることができます。 薬物療法に比べると副作用が少ないとされています。 潰瘍性大腸炎の活動期におけるLCAP療法の有効率は70%程度という報告があります。 ステロイドと併用での治療効果も大きいとされています。
引用:https://www.c-notes.jp/diseases/ulcerative_colitis/cures/6

有効率が70%というのでなかなか高い効果のある治療法というのが分かります。
たまたま私は効かない30%側だったのが悲しいところですね。

副作用は、主に頭痛が出やすいそうです。私は出ませんでした。体験談を読んでいても頭痛があったという方は見ないので副作用のリスクは低いと考えます。

この治療で特に大きなリスクはないので試してみる価値は大いにありそうです。

またプレドニン(ステロイド)を処方したよ

3年間あれこれ試しましたがプレドニンにまた頼ることになりました。

詳しくは前回の記事から
【潰瘍性大腸炎:闘病記4】プレドニンを試した!副作用に気をつけろ

プレドニンが処方されている間は効果があるのですが、その反面このまま治らないのかな、と不安になった時期もありました。当時の私は大学3年生でゼミもあるしそろそろ就活も考える時期に入っていましたし。

プレドニン処方はその場しのぎの治療でしかないので、次の治療法を試すことになります。

その治療というのは↓

治療の最終防衛ライン、レミケード治療を受けることになったよ

白血球除去療法が効かない、プレドニンも続けることはできない、といった状況で打てる手は限られてきます。

この病気の治療は本当に難しいですね。お腹は痛いし夜は起きるし、慣れません。

次の治療はいくつかある治療の中で最終防衛ラインのレミケードという点滴の治療です。

これが効かなかったら打つ手なし。

次の記事はこちら
潰瘍性大腸炎:闘病記6】最終防衛ライン、生物学療法のレミケードの治療!